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  • 木村 好伸

Yoshinobu Kimura Sommelier

ニューヨークで働く夢を追い、アメリカのジョンソン & ウェールズ大学でレストランマネジメントを学ぶ。卒業後ニューヨークの「Megu」にてサービスを経験後、日本に帰国。
南青山「NARISAWA」にて 10 年間ヘッドソムリエとして、ミシュラン2つ星の店で経験を積む。
鮨 m にて独自のペアリング技術と感性を寿司の世界に活かし、江戸前寿司と日本酒・ワインのマリアージュを新たに提案する。

 

[コメント]

この日本酒は日本人の心に寄り添いながらも情熱、伝統、創造をしっかりと心に刻んでくれる日本酒である。フ ランソワ・ シャルティエ氏は日本酒に新しい世界を切り開いてくれたのである。杜氏を筆頭に蔵人たちの繊細な ひとつひとつの工程がそのまま 優しく妖艶さまで感じてしまう。月夜が照らす夜雪の雪道を歩いているかのような透き通った透明感、そして絹のようなシルキー さを残している。グラスを傾けて香りを問いかけてみると上品 な香りが点という表現よりは曲線のような滑らかな線が鼻から脳に無意識に語りかけてくれる。“なんて心地いいのだろうそう感じさせながら田中酒造の歴史を築き上げてきた伝統がこの日本酒に更なる命を吹きこむようにTANAKA 1789 X CHARTIER に骨格を与えてくれている。フランソワ・シャルティエ氏はつい にワインと 日本酒の橋渡しの先導者となったと私は信じる。

 

 

江頭 篤彦

Amanemu Food & Beverage Manager

 [コメント]

1789 年フランス革命時同様お酒の進化のタイミング(可能性)を感じた日本酒。 日本の伝統的な日本酒造りの枠を超えた、自由な(アッサンブラージュ等ワイン醸造のテクニックを取り入れた) 醸造方法で仕上げられる SAKE、料理を生かすテイストで和食は勿論、中華やフレンチに合わせても面白い。いや Chartier Sake はフレンチにも合わせるべきお酒だと感じています。

ジャンシス・ロビンソン

1984 年には女性として初めて、またワイン製造業社や販売業者以外で初めてマスター・オブ・ワイン (MW) の称号を与えられる。1997年にはオープン大学の名誉博士号を授与。ワインの女王と称賛されており、2003 年にはエリザベス 2 世から大英帝国勲章 (OBE) を授けられ、英国王室のワインセラーのアドバイザーも務める。自身のウェブサイトである Jancis Robinson.com を運営 しており、2010 年に Louis Roederer 国際ワイン評論家賞最優秀ウェブサイト部門を受賞した。2010 年にフランス農林水産大臣から農業功労勲章の役員に任命。その後 2012 年 1 月には Wine & Spirit Education Trust(WSET) の名誉学長に就任。USA トゥ デイ紙にて「ワイン界に信奉される女性」、プレイボーイ誌は「一番人気のワイン・ライター」と称賛している。

[コメント]

ワインのアロマ(香り)のペアリング科学を専門とする Francois Chartier に 2012 年に初めて出会いました。サンプルが届き私はこの TANAKA 1789 を楽しみました。柑橘系とハーブの香りがかなり複雑に混ざり合っ ており、同時に味わった”Heavensake”よりも舌触りが心地がよく、さっぱりとしていました。そして実はかなり辛口です。最後にはほのかなアルコールと黒コショウを感じました。ワインに例えるならばそれは若い白ワインでしょう。白ワインと同じように飲むことを勧める Chartier 氏は、アニスの香りと新鮮なバジルの香りがすることを示唆しています。それは確かに非常に積極的に風味付けされており、ナイトクラブでも印象を与えるでしょう。チーズやスペインのハモン・イベエリコなどの生ハム、和牛、豚肉の煮込みやホタテなどのうま味 が豊富な食材との相性が完璧でしょう。

 

Pablo Alomar Salvioni

スペイン・マドリードの酒のインポーター
(ワイン、スピリッツ、および日本酒の資格を認定する世界最大の教育機関 WSET のレベル3を有する。スペインでの酒のNo1インポー
ターでもあり、エキスパートでもある)

 [コメント]

これは非常に深い味わいのあるガストロノミーが追求された日本酒で、独特の酸味があり、後味も良く、SAKE の余韻を長く楽しむことができます。
TANAKA 1789 X CHARTIER をディジョンマスタードを添えたミラネーゼチキンと共に楽しみましたが、それはまるでブル ゴーニュの白ワインかの様に見事なマリアージュであった。