STORY


宮城の中心、全てはここから始まる。

 

日本とお米、この2つは表裏一体です。何世紀にもわたり日本の歴史は神話の時代から、稲作と共に命を繋いできました。(食料、年貢米、危機、祝い事など様々)。お米の稲作は日本中に広がっており、日本人の主食として270種類も存在し、その内100種類は酒米として使われています。多くの酒蔵は涼しい地域に建てられており、酒造りに使用するお米の栽培にも最適と考えられています。宮城県は寒さと肥沃土の理想的な組合せを備えており、酒造りでも有名な地域とされています。

宮城県は豊かで肥沃な土地を有し、奥羽山脈を源に発する純度の高いフレッシュな良水と冷凉な風の恵みを受け、世界農業遺産の認定地でもあります。 このように良質なお米と良水、風土が揃い、最高品質の日本酒製造が可能になっているのです。

 

田中酒造店とフランソワの出会い。

田中酒造店が、もっと新しい形で日本酒を世界へともがいていたころ、いくつかの酒蔵を訪ね歩いた後のフランソワに見初められる事になります。2018年初め、フランソワが縁がありこの蔵を訪れるきっかけが訪れます。田中酒造店のお酒をテイスティングしたフランソワは、そのクオリティの高さに魅了されます。この蔵と一緒になら、何か「革命」が起こせるのではないかと、方法を模索します。一つ一つのお酒が素晴らしいものであったため、これを自身の得意とする「ブレンド」手法を試してみることにしたのです。すると、蔵人達も驚くことに彼がブレンドしたことにより、既存の日本酒達が瞬く間に生まれ変わったのです。 又同時に、日本酒の世界ではワインなどで使われるこのブレンド手法は使われていない事を知り、驚き、同時に、これが革命を起こす「KEY」である事を確信したのです。

 

どのようにブレンド酒が完成したのか。

 初めに、シャルティエは彼自身が確立したアロマティックサイエンス、そしてヨーロッパで展開するワイン事業によって培ったブレンドの知識を活用しました。2011年に自らワインの製品ラインをプロデュースしており、その際彼はボルドーのワイン学者であり、世界でも誉高いボルドーのワイナリー(スペインのベガ・シシリアやシャトーヌフ・デュ・パプのシャトー・ド・ボーカステル、サンテステフを代表するシャトー・コス・デストゥルネル)のマスターブレンダー(ブレンダーの巨匠)として活躍するパスカル・シャトネット氏と密に協働した経験があります。 世界最高峰の白ワイン(例えばバーガンディー地方やヴァ・レ・ドワ・ロワール地方生産の)が兼ね備えるエレガンスさ、フレッシュさ、生き生きとした酸味が今回シャルティエがブレンドを考えたきっかけとなっています。彼は日本酒の核なる魂を傷つける事なく、ワインのスタイルに近づけられるのではないかと考えたのです。

白ワインと同等、またはそれ以上の結果を導くため、シャルティエは酒造工程に変化を加え、新たにブレンド用の日本酒6種の開発を田中酒造店の盛川杜氏に依頼しました。しっかりとした質感やより複雑さあるお酒にするため、この6種は自然の力を利用した昔ながらの山廃仕込みと生酛造りを採用しています。また、よりアロマと酸味を足すため、酵母の宮城 B3号と協会7号とともに、酒米は地元で収穫される「蔵の華」と「美山錦」を使用。さらに、より香り高く、複雑さがあり、旨味が凝縮された日本酒を完成させるため、シャルティエの提案により米の精米歩合を高くしています。 結果、シャルティエは彼の革新的なブレンドプロセスに使用する複数の異なる酒を完成させました。そしてこのブレンドプロセスは完成した酒と酒のアロマティック相乗効果を増大・拡張・まさしく拡大させています。

 

それはまさにクリエイティブが生まれる瞬間でした。

この相乗効果はモレキュラーハーモニー(分子調和)における彼のアロマティックサイエンスを通して何年も前に発見・証明した『1+1=3!』の概念と同じです。

 

この結果、世界最高峰のソムリエにより 開発・選別・ブレンドされた革命的で全く新しい“SAKE”が誕生したのです。